CX650TURBO(1983年モデル CM) | ||
CX650TURBOは、CX500TURBOのモデルチェンジ版であるが、 生産は1983年モデルのみで終了してしまった。 そのため生産台数は約1800台と少ない。 |
1.エンジン下ろし(2000年) |
エンジン始動時にエンジンをハンマーでたたいたような音(カキーン?)がするようになったら、 ワンウェイクラッチ(スタータクラッチ)の異常が考えられます。僕の場合はとりあえずエンジンはかかって いましたが、ある日突然セルモータだけがむなしくまわるだけとなってしまったので、プラモデル感覚で 自分で直してみることにしました。バイクのメンテは、ブレーキまわりのオーバーホルーと ガソリンタンクの脱着ぐらいでしたので不安はありましたが、やってみることにしました。 エンジンをおろし、開けてみると特殊工具(プーラー)がないと修理ができないことがわかりました。 特殊工具の注文はしたものの、入荷時期は1週間なのか数ヶ月かっかるのかわからないとのことでした。 春のツーリングが控えていたので、所沢の駆け込み寺(監督さんのところ)に駆け込むことにしたので、 エンジンのみを車で所沢に運ぶと、今回の作業をするためにエンジンを置くための台座(木枠)を 監督さんがみずからが作って待っていてくれました。作業にとりかかると、エンジン各部の説明を していただきながら修理を行い、その日のうちにエンジンを持ち帰ることができました。(ありがとうございました) 故障の原因は、ワンウェイクラッチ(スタータクラッチ)を固定するネジが3つともゆるんでいたため、 セルモータの回転をクランクへ伝えていませんでした。 自宅に戻りエンジンを載せ、ミスが1つでもあれば、またエンジンを下ろすはめになってしまうと思いながら、 エンジン始動してみると、動いてくれました。さっそく近所のテストコース?でフル加速してみると 警告ランプ(赤バー)がついてしまった・・・・・・・・・・・。 コンピュータ診断によるとジェネレータパルス(クランクシャフトアングルセンサー)異常でした。 この異常は日によって出ないときもありましたが、出たときの対策としては、 異常を示したセンサーの「コネクターを外す」または「アイドリング回転数を1500回転以上」にしておけば、 問題なく走ることはできました。結局、またエンジンを下ろして異常センサーを交換することで 調子よくなりましたが、エンジンを下ろすまでの決断は1年ぐらいかかりました。 それは、エンジン下ろしの作業はたいへんだったので、やりたくなかったからです。(勉強にはなりましたが) そのため、周辺パーツ(インジェクター、ハーネスなど)を交換することで、センサー異常が直るのではないかと 色々チャレンジしましたが結局は直りませんでした。 初めからコンピュータ診断で異常だったセンサーだけを交換しておけば、余計なことまでしなくて済んでいたと反省しています。 |
2.エンジン下ろし(2001年04月) 結局、エンジンを下ろしてセンサーを交換することにしました。 |
3.メーター 「ブースト計」と「時計」は液晶です。 |
今乗っているCX。購入時からの持病として、アクセルを吹かすとマフラーから白い煙が出るので、オイルレベルはまめにチェックしている。 プラグは右プラグが黒くなるので右シリンダーがオイルを吸っているが、走りに問題はないのでそのままにしている。 (動かなくなったときに修理しようと思う。症状から「オイル下がり」のようなので、シリンダまわりのパーツは確保しているが、 もしも、「オイル上がり」が原因だった場合は、ピストンリングは欠品のため、不動車??) |
秘蔵っ子のCXは、年に1度はエンジンをかけるように心掛けています。 |
CX650TURBOの小部屋1 | |
CX650TURBOの小部屋2(20190502) | |
CM(北米仕様)とG(ドイツ仕様)の比較 | |
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