オイルモレ修理




オイルシール交換  


水漏れは収まったのですが、オイル漏れが収まらないのでウォータポンプをばらしました。
オイルが漏れている場所はウォータポンプ裏なので、漏っている箇所は特定できていましたが、
どのような状態であるかを確認することにしました。

予想していたとおり、カムシャフトのオイルシールが原因でした。

オイル漏れの量は少ないので、このまま乗ることも考えましたが、エンジンを降ろすことにしました。

またまたエンジン降ろしです。先日、タイヤを交換したばかりなのに、しばらく冬眠です。



カムシャフトのオイルシールの内側のゴムは擦り切れ、中の締め付けバネが見えていた。

今回、リヤカバーについている上記の3つのオイルシールを交換した。       
(1)ウォータポンプの羽を回すカムシャフトのオイルシール。   
(2)リヤタイヤを駆動するためのシャフトのオイルシール     
(3)1〜5速のギヤを操作するためのギヤシフトのオイルシール

オイルシールの交換で失敗しないために、バイク屋さんで交換してもらいました。

水モレ、オイルモレに注意しながら作業を進めます。

検討の末、ターボをオーバーホールすることにしたので、ターボをメンテナンス工場に持ち込んだ。
対応して下さった方がターボを簡易チェックされ「問題はなさそう」とのことであったが、オーバーホールをお願いした。
「工場内のターボのメンテナンス作業を見学させてもらえないか」とのワガママに対して、快く見学させて下さることになった。
しかも、他のターボのメンテナンス作業を止めて、持ち込んだターボを分解し、中身がとうなっているのかを見させて頂いた。
ターボはガッチリと組まれているので、ハンマーや特殊工具を使いながら分解され、多くのパーツで構成されていることが分った。
分解の結果、ターボには問題はなかった。

ターボまわりのガスケットは欠品なので、「これらのガスケットを作成してもらえないか」とお尋ねしたが、
「ガスケットはメーカー物を使っているので、作成していない」とのご返事でした。
ガスケットは毎回交換したいパーツなので、ガスケットを作成してくれるところを探すことが、今後の課題である。
今回、ターボのオーバーホールをお願いしたお店では、「カワサキの750turboを含めターボのメンテナンスは可能」との心強いご返事を頂いた。
工場内には洗面器より大きなターボなど、色々なターボがたくさん修理待ちの状態であった。ターボの仕上がりが楽しみだ。

ターボのオーバーホールも完了し、あとは組み上げるだけです。(ターボのオーバーホールは2日で仕上がりました)

今回取外したガスケットです。手持ちのガスケットが無くなったら、コレを再使用するしかないので、大事に保管しときます。

ウォータポンプの羽を固定するボルトを規定トルクで締めたとき、締め付け時にカムが少し動いたので少し心配。
(今まで締め付け時に動いたことがない部分が動いた)

しばらくほったらかしにしていましたが、ターボを取り付けました。



カウルの脱着のとき、カウル内の断熱材がフレームなどに擦れてボロボロになります。


オイルがたれてきたことは事実として、とりあえず試運転をすることにしました。
(ターボのオイルラインの「OUT側」のボルトからオイルがたれていました)

ターボ付近からたれていたオイルが一番気になっています。
また、エンジンが冷えている状態でエンジンをかけて、オイルモレを確認する予定です。

色々失敗すると勉強にはなりますが、このへんでかんべんしてほしいところです。勉強よりも、早く乗り回したいです。


純正部品はメーカーが使用条件を考慮して保障されているが、社外品を使用するときには自己責任となるので、
肉厚のオイルホースに交換したときに「締付けは大丈夫か」との考慮が必要でした。





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