750turbo-CX650TURBOの比較 | ||
750turboはドッカン加速で大排気量や2ストでは味わえない加速なのでターボの存在感を強く感じさせてくれる。 CX650TURBOはドッカン加速ではないので安心してフル加速できるが、ターボにドッカンを期待している人にとっては面白みに欠けてしまう。 「危険な加速か」それとも「安心できる加速か」となると「安心できる加速」は大排気量でも体感できてしまうので、 ターボでしか味わえないドッカン加速の750turboのほうがターボらしいバイクではないだろうか。 |
スリムな750turboと太めなCX650TURBO 排気量を車名の排気量と比べると_______________ 750turbo・・・・・「738cc」・・「マイナス12cc」・・見栄っ張り CX650TURBO・・・「673cc」・・「プラス23cc」・・・・・控えめ__ 燃費は両方ともほぼ同じで、町中で15〜16km、ツーリングで20〜22km。 |
1.ミラー |
CX650TURBOのミラーはメッキ仕上げとなっているので質感はよいが、値段もよい。(高い) ミラーの後方確認は、750turboは最悪で、ジャンバーを着るとミラーの半分が体で隠れてしまう。 それに比べるとCX650TURBOの後方確認は非常によい。 |
2.ハンドルエンド |
750turboは全仕様、ウエイトがついているが、CX-TURBOの北米仕様(CM)にはついていない。 |
3.コンピュータの確認 |
コンピュータ(8ビット)はリヤシートの中にある。コンピュータが各種センサーなどの異常を検知したときに、 メーター上の警告ランプに知らせるので、コンピューターの確認ランプを参照することで、コンピューターの検知した異常内容を知ることができる。 |
この確認ランプを参照するまでの手順が、750turboとCX650TURBOで異なっている。 (750turbo)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (1)エンジンを切る。(エンジンを切ってもコンピューターの検知した情報は初回エンジン始動時まで残っている) (2)キーを抜き、シートを外す。(リヤシートを開けるためにキーが必要) (エンジンが切れているので、当然ランプは点いていない) (3)エンジンを始動する。 (4)ランプを確認する。 確認ランプは1つなので、ランプの点灯の仕方(ランプが長く点いたり短く点く)で、 コンピューターの検知した異常内容が分かる。 (CX650TURBO)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (1)エンジンを切らない。(エンジンを切るとコンピューターの検知した情報が消えてしまうのでエンジンをかけた状態で確認する) (2)左右のサイドカバーを外し、工具を取り出し、シートを固定しているボルトを2つ外す。 (3)シートを外す。 (4)コンピューターをケースから取り出す。 (5)ランプを確認する。 ランプは5つあるが、確認するランプは左側の4つで、この4つのランプの点き方で、 コンピューターの検知した異常内容が分かる。 異常を検知した場合は、左側の4つのランプは点滅し、右側の1つのランプ(W)は点灯する。 |
コンピュータで異常を検知すると、ハンドル上の「WARN-ING」ランプが点滅する。(タンク上の液晶メータの「DFI」も点滅する) |
コンピュータで異常を検知すると、メーター内の「FUEL SYSTEM」ランプが点灯する。(点灯なので赤ランプがつきっぱなしとなる) |
4.メータのリセットボタン |
CX650TURBOはネジ止めのため、ゆるんでいないか注意が必要。 メータにはボタンが2個ついているが、もう1つのボタンは 750turbo → ボタン(右側)を押すとタコメータがバッテリーのボルト計になる。 CX650TURBO → ボタン(左側)を左や右に捻ることで時計の時刻を修正できる。 |
5.ボルト計 |
750turboにはバッテリーのボルト計があるが、CX650TURBOにはない。 |
6.時計 |
750turboには時計はついていない。 時計の時刻修正はキーがオンのときしか修正できないようになっている。 左側のボタンを左や右に捻ることで時計の時刻を修正する。 時計の電源はバテッリーからとっている。(キーをオフにしても時計は動いている) |
7.ブースト計 |
ブーストがかかったときの動きは、 750turboは液晶の目盛りが右に増える。 CX650TURBOは目盛りが左右に増える。 |
8.ヘルメットホルダー |
CX650TURBOのヘルメットホルダーは目立たないので、ステッカーが張ってある。 |
9.シートの取り外し |
シートはとてもはずし易くよくできている。 |
10.車検証/オーナーズマニュアルの場所 |
11.小物入れ |
750turboには小物入れがないので不便である。 |
12.サイドカバーの取り外し |
CX650TURBOのサイドカバーは「はめ込み式」なので簡単に外すことができてしまうので、盗まれやすい。 大事な車検証などもサイドカバーの中にあるのでチョット心配。 |
13.工具の場所 |
工具ケースの中に工具がピッタリ収まっているので、工具はとても出しにくい。 |
14.バッテリーの場所 |
どちらも、工具を使わずに簡単に確認できる。 |
4気筒より2気筒の方がセルを回すときに力が必要なため、750turbに比べるとCX650TURBOのバッテリーはもたない。 |
(バッテリーの交換記録) 750turbo 1996.10.06_08117MIL 2001.05.18_10930MIL CX650TURBO 1998.11.02_00170MIL 2000.03. _02600MIL 2002.11.17_06598MIL 2004.10.16_10616MIL |
15.工具 |
16.駆動方式 |
CX650TURBOはドライブシャフトなのでメンテフリー。 |
17.フロント/リヤ_ブレーキ |
18.ガソリンコック |
750turboのタンク内は塗装されていないが、CX650TURBOのタンク内は白で塗装されている。 |
19.パーキングの位置 |
CX650TURBOは、よく使う「ハンドルロック」の近くに「P」があるので、キーを抜くときには誤って「P」になっていないか確認が必要。 |
20.ヒサシ |
21.オイルレベルの点検 |
750turboのオイルレベルの確認は簡単である。 |
22.「ターボ」のロゴ |
23.エンジン |
CX650TURBOは水冷のためサビの注意が必要。冷却効果は落ちるがラジエータ液は濃い目にしている。 |
24.サイドスタンド |
750turboのサイドスタンドスイッチは、エンジン回転の上昇に伴う振動で誤動作し、燃料カットされることがある。 対応策としては「サイドスタンドスイッチを交換」または「配線を直結(スイッチキャンセル)」などがある。 (サイドスタンドスイッチは評判が悪い) |
25.ガソリンコック |
CX650TURBOの燃料コックは、燃料ボンプで循環しているガソリンの「IN-OUT」の口があるので 分解できないような構造になっているのであろう。 750turboの燃料コックのレバーは、「RES」「OFF」「ON」の3つがあるが、 CX650turboは、「ON」「OFF」の2つであるため、「ON」の状態でガソリンがなくなったら、「RES」がないので注意が必要。 |
ガソリン残量が減り、給油を促す方法は、 750turboは赤ランプが点滅する。 CX650TURBOは黄色のランプが点灯する。 750turboのタンク上の表示内容に異常があればタンク上の液晶も赤く点滅するのだが、 このタンク上のメーターは、走行中の視界に入らないため、運転手に異常を知らせるために 走行中の視野の範囲内である、この赤ランプが点滅する。 |
26.オーナーズマニュアル |
27.キー |
CX650TURBOのキーは、七宝焼き。 |
28.ガソリンフィルター |
750turboのガソリンフィルターは確認しやすいところにあり、プラスチックで透けているので、中の汚れ具合は分かりやすい。 CX650TURBOのガソリンフィルターはフレームの裏に隠れているし、その上汚れ具合も確認とれないので交換時期の判断が難しい。 車においてはガソリンフィルターの交換などという話は聞いたことがないので、ガソリンフィルターというものは交換の必要がないのだろうか? |
29.オイルフィルター、オイルのドレンボルト |
オイル交換時にドレンボルトから古いオイルを抜き、オイルフィルターの交換を行う。 750turboはカウルを取外す必要はないがエンジン下にあるので、CX650TURBOのほうがメンテし易い。 |
30.プラグ |
750turboは「4本」、CX650TURBOは「2本」使用する。 |
31.サージタンクのドレンボルト |
750turboで雨天走行するとエアクリーナが雨を吸ってしまいサージタンクに水が溜まるので、水抜きのドレンボルトがついている。 CX650TURBOは雨を吸ったりしないので、サージタンクにドレンボルトはついていない。 |
32.オイルクーラー |
CX650TURBOにオイルクーラーはついていない。 |
33.ウインドスクリーン |
34.サイド、リヤのグリップ |
750turboのグリップを素手で握ると金属なので冷たい。 CX650TURBOはゴムラバーがついているので握りやすい。 |
35.ホイール |
CX650TURBOのホイール掃除をすると手に切り傷ができてしまうので、注意が必要。 |
36.タイヤバルブ |
CX650TURBOのタイヤバルブはゴム製なので、古くなると亀裂が入るのでとても危険。 |