ユーザー車検CX650TURBO




CX650TURBO(2004.09.16)  
1.事前準備
1.1 整備
    「(4)分解整備記録簿」を元にオートバイの整備を実施し、整備結果を「(4)分解整備記録簿」に記入する。
1.2 予約
    整備の結果、問題がなければ車検の予約を行う。車検の有効期限の一ヶ月前から車検を受けることができる。
    車検場は平日しか業務を行っていないので、土曜、日曜、祝日は車検を受けることはできない。
    ユーザー車検を受けるには予約が必要であるが、以前はこの予約を車検場に出向いて行っていたが、
    今では24時間、自宅の電話から「予約/予約取消し」ができるようになった。予約は一週間前から可能である。
    予約が完了すると「予約番号」が払出されるので控えておく。この「予約番号」は検査の受付時に必要となる。


1.3 必要な書類
    必要な書類は以下の7つ。「(1)〜(4)」は事前にそろえておき、「(5)〜(7)」は車検当日に作成する書類。
     (1)自動車検査証
     (2)自動車損害賠償責任保険証明書・・・・・保険会社で申し込むともらえる書類。
                                 2枚必要。車検が切れるまでの分と車検を取ってからの分。
                                 今回は「2002.11.15〜2004.11.15」と「2004.11.15〜2006.11.15」
                                 今回は18440円であったが、以前と比べると随分安くなった。
     (3)軽自動車税納税証明書・・・・・・・・・・・・今年の5月頃振り込んだときのもの。(4000円)
     (4)分解整備記録簿・・・・・・・・・・・・・・・・・・整備のときに必要事項を記入して作成する。
     (5)自動車検査票1
     (6)自動車重量税納付書
     (7)継続検査申請書
1.4 必要なもの
    書類の他に車検当日に必要なものは、以下の2つ。
     1)印鑑
       「(7)継続検査申請書」に押すために必要。
     2)お金
       7400円が必要。
       (内訳)
         1000円・・書類作成代(用紙を購入して自分で記入すれば数十円で済みますが、作成を依頼したほうが楽です)
         1400円・・検査手数料
         5000円・・重量税

「自動車整備振興会」で購入した用紙だが、最近は「定期点検用整備記録簿」と用紙が変っている。
10年ぐらい前に購入した「分解整備記録簿」の用紙が残っていたので、今回もこの用紙を使用した。



2.車検場
  足立自動車検査登録事務所。ここで検査を行う。



2.1 書類の作成
    車検場の近隣にある民間の法政書士事務所で以下の3点の書類を作成する。車検証を提示すれば、「1000円」で作成してくれる。
      (5)自動車検査票1
      (6)自動車重量税納付書
      (7)継続検査申請書
2.2 印紙
    次に車検場の入口前にある「東京都自動車整備振興協会」で納税確認と印紙の購入を行う。
     1)「(3)軽自動車税納税証明書」で税金を納めていることを確認すると「(5)自動車検査票1」に「受付印(赤)」が押される。
     2)検査手数料「1400円」を購入し、「(5)自動車検査票1」に貼る。
     3)重量税「5000円」の印紙を購入し「(6)自動車重量税納付書」に貼る。



2.3 検査
     1)受付
       「足立自動車検査登録事務所」の受付で「予約番号」を伝え、準備のできた7つの書類を提示すると、
       「(5)自動車検査票1」と「(6)自動車重量税納付書」と「(7)継続検査申請書」に「受付印(青)」が押される。
       これで検査を受ける書類が全て揃ったことになる。



     2)検査
       人による検査は、
         @ヘッドライトのロー・ハイビームの切替確認
         Aウインカー左右の点灯確認(前/後)
         Bブレーキランプの点灯確認(前/後ブレーキ)
         Cホーンの確認
         Dフレームの車体番号・エンジン番号確認
       機械による検査は、
         @前後ブレーキの確認
           ローラーにフロントタイヤを載せてフロントブレーキをかけた状態でローラーが回転し、ブレーキが効いていることを確認。
           フロントの確認が終ったら、同じローラーに今度はリヤタイヤを載せて、フロントと同じ手順で確認。
         A排ガス検査
           CX650TURBOは規制前の製造バイクのため、検査対象外。
         Bヘッドライトの確認
           ハイビームの状態で計測される。機械が光軸などをチェックしている。
       以上のチェックで問題がなければ、 「(5)自動車検査票1」に検査員の人が「印」を押してくれて検査終了。
       「足立自動車検査登録事務所」でのチェックは以上であったが、各地の車検場は設備がまちまちで、検査内容も異なる。
                                              (足立ではバイクの速度計のチェックを行っていない)



2.4 検査終了後
    「足立自動車検査登録事務所」の窓口に
    「(1)自動車検査証」「(5)自動車検査票1」「(6)自動車重量税納付書」「(7)継続検査申請書」を提示すると、
    新しい「(1)自動車検査証」が発行され、ナンバープレートに貼るシールがもらえる。
    車検完了時に持ち帰る書類は以下となる。
    (1)自動車検査証・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新しく発行されたもの。
    (2)自動車損害賠償責任保険証明書
    (3)軽自動車税納税証明書
    (4)分解整備記録簿



3.おわりに
  車検場についてから「書類作成」〜「(1)自動車検査証」発行までにかっかた時間は、約1時間。
                            (混んでいるときは検査待ちで2時間待ったこともある)
  今回のユーザー車検でかかった費用は、合計「25840円」。
        18440円・・強制保険代((2)自動車損害賠償責任保険証明書)
         1000円・・書類作成代
         1400円・・検査手数料(印紙代)
         5000円・・重量税(印紙代)
  バイクのユーザー車検で一番気になるのは天気で、今回は「晴れ」ていたので気持ちよく検査を受けることができた。








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