セノハチのEF61 200番台 | |
セノハチのEF61の200番台は全て、EF60からの改造車でした。(EF61からの改造車としてEF61
100番台も計画されていたが中止となった) 瀬野→八本松までの登り勾配を走行する列車(勾配を登れない列車)の後押しをしていたEF59は老朽化しており、 EF61の200番台が投入された。201〜214号機の製造予定であったが、201、203、204、206、207、209、210、211の8両が製造されて終わってしまった。 デッキは、後押しする貨物列車側(八本松側)のみについていた。 瀬野機関区では、EF59が「主役」で、EF61 200番台は「脇役」的存在であった。 当時は、EF61 200番台のデッキは気にしておらず、後年になってから色々と変化していたことに気が付きました。 |
瀬野機関区に初めて訪れたときには、EF61 200番台は4両配置されていたが、運用されていたのは201号機のみだった。 209、210、211号機は留置されており、211にはデッキが取り付けられていたが、209、210号機には、デッキはついていなかった。 |
デッキ取り付け側の小さい手すりは、デッキのじゃまになるため、デッキ取り付け後に撤去されている。 デッキが右側のみ取り付けられた場合は、デッキの無い左側の小さい手すりは残っていたが、 その後の改造で、デッキが左側も取り付けられたときには、残っていた左側の小さい手すりも撤去されていた。 |
この206号機は、初期タイプの201号機と異なり、デッキは左右となり、テスリもテールライトの外側となっていた。 手すりがテールライトの外側にあるタイプは、デッキの幅が広くなっている。 手すりがテールライトの内側にあるタイプは、デッキの幅が狭くなっている。 |
201、211号機のデッキまわりは、同じ改造がなされていた。 デッキの幅が広いものに改造されたことで、手すりもテールライトの外側に移動された。 |
209号機のパンタはPS22だった。 |